一週間ほぼ掛かり切りだった動画ができました。
絵の描けない人間が頑張ってみたトレスって細々としたところでバランス狂ってるから見てるとウワアってなるの半分、「ああでも殿下かわいいなあ」ってなるの半分でした。
派生物
意図
最初はずっと前半のひんやりした感じの殿下が1分半首を振ってる動画だったのですが、さすがに飽きるなーと思ってワールウィンドさんを追加して、やはり飽きるなーと思ったのでare you ready?から笑って巫女ちゃんが加わる形になりました。
所詮ネタ動画ですが、ED後に三人がそれぞれ元気に頑張ってくれてたらいいなって思います。殿下もちょっとおちゃめになったらいいと思います。
制作手順
手短に。
- 配布されているおちゃめ機能の線画をありがたく頂く。
- ゲーム画像でなるべく線がくっきり見える立ち絵の写真を探す。顔の周りで切り抜いて以後資料としてずっと開きっぱなしにしておく。作業ファイルの一番下のレイヤーにも入れておく。
- 殿下を描く
- テトちゃんの首・輪郭・目・鼻をトレスして、目を基準にゲーム画面で頭部の目・鼻以外をトレスする。鎧は省略。
- ……という作業を五枚分繰り返して、隣接するコマを薄く表示しながら動きを確認する。だいたいガクガクになってるので調整。
- このタイミングで一度左右反転版を作って枚数を倍にして、一旦線画で動かしてみるとはっきりガクガクぶりがわかって、心は抉れるけど便利だった
- 一枚ずつ彩色。といっても範囲選択にバケツぶっかけてくだけ。簡単に。これを五枚繰り返す。(そしてこの段階でもまた一度動かしてみると「反転するとこの色の置き方はまずい」とかわかってべんり!)
- 塗り忘れていた殿下のぺろっとした赤い前髪を、新しいレイヤにまず前髪部分を髪の色で塗りつぶしてから保護して、赤をどかどか置いて水彩筆でぼかすという実に姑息な感じに追加。五枚分。
- 先日からハマってる影とハイライトを別レイヤでやるアレで一枚ずつ五枚やっていく。ここが一番しんどかったかもしれない。
- 特に羽。線画の段階で一切なにも描いていないまっさらな状態だったので影の濃淡だけで立体感とかMURYYYYってなった。
- 動かすと影がフヨフヨ動いて気持ち悪い部分なども発見できたので修正を加えつつ。
- 余白を選択して反転して少し太らせることで白い縁取りになるレイヤを作る。五枚分。端の処理がしょぼいけど手を入れてたらきりが無いと思ってそのまま。
- ここで全レイヤを複製→左右反転→元のテトちゃん線画の首に合わせて位置調整。なぜか反転すると位置がずれるので。
- 反転したレイヤーの目のハイライトを逆に直す。本当は頭飾りもなんとかしたかったけど力量的に無理だと考え諦める。歌わせようかとも思ってこの段階で口の差分50枚(各母音x10枚)を作ったけどやはりタイミングあわせの力量不足でボツにする。
- ワールウィンドさんを描く
- 吹っ切れたの線画を詰め合わせの中からありがたく頂く。
- ワールウィンドさんのゲーム内画像は何故かエンディングのものしか持ち合わせていなかったので、ストーリー中と装備が変わっていないことを祈りつつ切り抜いて並べる。
- 吹っ切れたの線画を下に敷いて、ワールウィンドっぽさを加えつつ基本的にはそのまま。背嚢とマントは適当に。
- 前コマの線画をコピーして、次の吹っ切れたと重ねながら追加したパーツの位置をずらしたり、角度を直したり……ということを丁寧に。九枚分繰り返す。そして動かしてみる。
- 十枚をがんがん範囲選択バケツで塗りつぶしていく。十枚分。配色は適当にゲーム画像でスポイトした。
- 念のために動かしてみて、特に問題がなかったので256*192に縮小し、上と右に余白を追加することで本来のサイズの画像の左下にちょこんといるようなカッコウにする。殿下の作業ファイルにどんどん投げ込む。
- 背景とか注意事項とかを作る。
- 背景は共闘絵の砲剣から輪郭を大雑把にトレスしたものを繰り返して配置。pixiaの方眼フィルタ便利です。
- 注意事項のタイミングあわせを繰り返して、注意する前から踊ってたら仕方ないしどうしようと考えワールウィンドさんと森の廃鉱の看板を隅っこに配置。森の廃鉱には特に意図はない。
- シウアンちゃんを描く
- 彩色までの手順はだいたい殿下と同様。シウアンちゃんは口もテトちゃんから。
- 赤い紐の束?房?の挙動を理解するために家庭内のそれっぽい置物を振り回しているところを家族に目撃されたりしたけど気にしない。
- 髪が肩に当たるとどうなるかシミュレートするために実際に自分の髪で実験したりもした。
- …というあたり以外はだいたいゲーム画面のトレス。
- 陰影をつけるところで髪の立体感のためには結構はっきりハイライトが必要だと気付くも、時既に遅し、適当に目分量で塗った。動かしてみたら予想通りすごいぼよんぼよん動いてる格好になった。……縮小するしいっかーと諦めた。ごめんなさい。
- ワールウィンドさん同様に縮めて余白をとることで隅っこ配置に。そして殿下の作業ファイルに投げ込む。
- 彩色までの手順はだいたい殿下と同様。シウアンちゃんは口もテトちゃんから。
- 殿下の冷たい顔→微笑(?)への遷移のためにファイルをまるっとコピーして口を十枚、一個ずつ直していく。線画の状態にするのめんどくさかったから適当にフィーリングで直して動かしたらちょっとした顔芸してるみたいになってしまい恐怖に震えたので、手間を惜しまず線画以外全部非表示にしてちまちまと作業。…多少はマシになったかなと思ったのでそのまま出力。
- 確認、出力。ニコ動はやっぱり一般ではロクな画質にならないと確認して精神的に泣きながらつべにも上げるべくつべ版も出力。
- アップロード、完成
という感じです。タイミングとかの参考になったブログが既に消滅していてwebarchiveから引っ張り出してきたので、参考になったことも含めつつ、一応自分が気にした全体的な仕様を書き残しておきます。
- 全体のサイズは4:3、1024*768。隅っこの二人は256*192サイズで。
- 前述のブログの通り、1コマ0.08秒。windows live movie maker(新しい版)でdurationをそれにすればほんとうにぴったり合う。ただし10枚描く場合の話。
- 0.90秒くらい無音を切り落としてます
- 最初の注意事項は1.60*3、「はじまるよー」が1.05秒
- 5.85秒から0.08秒刻みなのですが、1枚だけクッションを入れてのスタート。
- 00:59.27-1:00.03がare you ready?だったので、0.32/0.32/0.40で3コマをカッカッカッと動かしてみた
- 1.04秒あるので、つまり0.08*13コマ入れられるといえば入れられる。
- areで2、youで2、readyで9コマ(readyをさらに分割するなら4-5になる)
- そこからまた最後の方まで0.08秒刻み。最後(1:29.27,1:29.43)は0.16/0.48でとめてみる。動かし続けてるより見栄えがする気がして。
反省点
- 最初の一枚(殿下)を作ったときと最後の一枚(巫女)を作ったときだと圧倒的に手順の慣れが違って、どんどん作業が効率化しているのが分かった。ので、最初からこれくらいだったらなあとか思ったりしたけど、それだけよくなったということなので。
- 一枚目を丁寧に作ることでそのあとのものが全部楽になるということをつくづく実感した。
- 反転するタイミングはよく考えた方が良い。反転したレイヤーに書き込むと必然的に以後の作業量が全部二倍になるので
- レイヤー一枚ずつじゃなくて、レイヤーセットでも反転できるし、レイヤーセットでも位置を動かせる(十字矢印)。
- 画質落ちるくらいならプレミアムになれという話なんだろうなあとか思いながら今日も私は一般